Zene

医療機関・健診センター向け 遺伝子検査 Zene360

“変えられないリスク”を知り、“変えられる行動”につなげる

健診センター・人間ドック向け遺伝子検査 Zene360とは?

DNAの二重らせんと、上へ伸びる階段のイメージ

Zene360は、生活習慣病やがんなどの「生まれつきのなりやすさ」を、だ液から高精度に解析する遺伝子検査(ゲノム解析)サービスです。人間ドック・健診センターのオプション検査として導入いただけます。

健診センター・人間ドック施設では、「オプション検査をどれにすればよいか分からない」「一度受けても翌年に続かない」といった受診者の悩みに応えるツールとしてご活用いただけます。体質リスクという一人ひとりの根拠をもとに、検査選びや受診勧奨、継続受診を後押しします。

PRSの仕組みはPRSとは?ポリジェニックリスクスコアをやさしく解説で解説しています。

※Zene360は医療機器ではありません。疾患の診断を目的とした検査ではなく、生まれつきの疾患リスク傾向を把握し、予防や受診行動の参考情報としてご活用いただくサービスです。

健診センターでよくあるお悩み

  • お悩み 1

    オプション検査が多く、受診者が選べない

    腫瘍マーカー、内視鏡、CT、マンモグラフィ……。種類が多く、受診者に「どれを受ければいいの?」と聞かれても、一人ひとりに合わせて勧める根拠を示しにくい。

  • お悩み 2

    オプション検査が定着しない

    一度は受けても、翌年以降は申し込まれないことが多い。毎年続けて受ける理由を、受診者に伝えきれていない。

  • お悩み 3

    受診勧奨が受診者に届きにくい

    がん検診や精密検査をお勧めしても、一般的な説明では「自分ごと」として受け止めてもらえず、受診につながりにくい。

  • お悩み 4

    他施設との違いを打ち出しにくい

    健診の内容が横並びになりがちで、自施設が選ばれる理由づくりや、リピーターの確保に悩んでいる。

その解決のきっかけになるのが、
一人ひとりの体質リスクを知る「Zene360」です

健診センターの課題をZene360で解決

Zene360 プレミアム解析レポート(疾患別体質リスク)

お悩み 1 への解決

生まれつきのなりやすさから、検討したい検査が見えてくる

生活習慣病やがんなど11疾患について、「日本人1,000人の中で何番目になりやすい体質か」をレポートでお伝えします。どの疾患に体質的になりやすいかが分かるため、受診者がオプション検査を選ぶときの手がかりになります。

  • 11疾患の体質リスクを、1,000人中の順位でわかりやすく表示
  • 体質的になりやすい疾患と、生活習慣の影響が大きい疾患を分けて表示
  • 医師監修の解説と、疾患ごとの予防対策情報つき
Zene360 マイページの体質傾向画面

お悩み 2 への解決

一生変わらない体質だから、毎年の検査が習慣になる

遺伝情報は生涯変わりません。一度の解析で分かった「自分は大腸がんになりやすい体質」といった結果は、翌年以降も検査を続ける理由として受診者の中に残ります。マイページでは解析結果に基づく予防情報を継続的にお届けし、毎年の健診とあわせた長期的なフォローを支えます。

  • だ液の採取は一生に一度
  • 結果はいつでもマイページで確認でき、解析内容も随時アップデート
  • 毎年の健診結果と組み合わせた継続フォローに活用

「大腸がんのリスクが高かったので毎年内視鏡検査を受けています。毎年ポリープが見つかり除去しています。知らなければ検査を受けていなかった。」

受診者の声(大腸がんリスク)
  • 乳がん

    体質リスクが高い方に、マンモグラフィや超音波検査の受診をお勧めできます。

  • 前立腺がん

    自覚症状が出にくいがんのため、体質リスクが高い方にPSA検査をご案内できます。

  • 大腸がん

    体質リスクが高い方に、便潜血検査や内視鏡検査の受診をご案内できます。

  • 生活習慣病

    2型糖尿病・高血圧症などのリスクを共有し、食事・運動指導の動機づけを強化します。

お悩み 3 への解決

「自分ごと」として伝わるから、受診勧奨が届く

一般的な統計ではなく、受診者本人の体質に基づくリスクとしてお伝えできるため、がん検診や精密検査の受診を自分のこととして考えるきっかけになります。ゲノム解析結果を活用した介入による行動変容(歩数の増加など)は、ランダム化比較試験でも報告されています。

  • 体質リスクという具体的な根拠をもって受診をお勧めできる
  • 食事・運動指導など保健指導の動機づけにも活用可能
Zene360 ゲノム解析キット

お悩み 4 への解決

新しい検査メニューで、選ばれる施設へ

だ液で検査できるため、採血も専用の設備も必要ありません。QRコード付きのチラシを配るだけで始められ、今の健診の流れを大きく変えずに新しいメニューを加えられます。毎年の健診と組み合わせた継続フォローは、リピーターづくりにもつながります。

  • だ液で検査でき、採血・専用設備は不要
  • お申し込みや決済、キット発送、結果返却はZeneが対応
  • 受診者の申込状況や結果(ご本人の同意がある場合)を専用ツールで確認

※体質リスクが低いという結果は、その病気にならないことを意味するものではありません。通常の健診・がん検診は引き続き受診をお勧めください。

Zene360の特長

Zene360は、最新のポリジェニックリスクスコア(PRS)手法を用いて、数千〜数万の遺伝子変異の影響をまとめて評価します。1〜2個の遺伝子を調べる従来の検査と比べ、より高精度に生まれつきの疾患リスクを算出できます。

従来の単一因子検査とZene360のPRS解析(多因子積み上げ)の比較図

遺伝子検査の位置づけ

調べる遺伝子の数 →
コスト →
PCR少・低コスト
マイクロアレイ中・低中コスト
Zene360多・中コスト(AI高精度化)
WGS(がんゲノム医療)最多・高コスト

Zene360はAIにより低価格で高精度な解析を提供します

  • だ液で検査可能

    採血不要。だ液を採取するだけで検査が完了するため、受診者の心理的なハードルを下げられます。

  • 一生に一度の採取でOK

    遺伝情報は生涯変わりません。一度の採取で、将来にわたりアップデートされる解析結果を受け取れます。

  • 生活習慣病・がんなどを解析

    2型糖尿病、脳梗塞、心疾患、大腸がん、乳がん、膵がんなど、複数の疾患リスクをまとめて解析します。

  • 健診施策・リピーター獲得に活用しやすい

    受診勧奨や健診メニューの差別化に加え、新規受診者の獲得やリピーター向けの施策としてもご活用いただけます。

2つの解析メニュー

プレミアム解析

PRS(ポリジェニックリスクスコア)による高精度リスク評価

生活習慣病やがんなど11疾患の体質リスクを、最新AI技術PRSで高精度に解析。結果は紙面レポート(郵送)とWEBの両方でお届けします。

  • 紙面レポート(郵送)+ WEB
  • 11疾患の体質リスク解析(PRS)
  • 疾患ごとの予防対策情報
  • 医師監修のわかりやすい解説

オプション検査選び・受診勧奨の動機づけに

ベーシック解析無料・基本パッケージ付帯

約280項目の遺伝的傾向をWEBで閲覧

運動、ダイエット、スキンケア、性格など幅広いジャンルの遺伝的傾向をWEBマイページで確認可能。プレミアム解析に無料で付帯する基本パッケージです。

  • WEBマイページのみ
  • 約280項目の体質傾向
  • DNA祖先解析(縄文人度)
  • 最新研究成果を随時アップデート
ベーシック解析 体質傾向の結果画面
体質傾向
DNA祖先解析(縄文人度)結果画面
縄文人度解析

DNA祖先解析(縄文人度)では、自分のDNAにどの程度の縄文人DNAが受け継がれているかを解析。日本人の中でのランキングもご覧いただけます。

解析対象疾患

受診者の声

  • 40代女性

    健診結果だけではわからなかった体質のリスクを知ることで、日々の生活習慣を見直すきっかけになりました。結果が頭に残るので、食事や運動の意識が自然と変わりました。

  • 50代男性

    家族にがん患者が多く漠然と不安でしたが、具体的にどの疾患のリスクが高いかがわかり、人間ドックのオプション検査を積極的に受けるようになりました。

  • 30代女性

    だ液を送るだけで検査できるのが手軽で良かったです。結果を見て、まだ若いうちから予防を意識できるようになったのは大きな収穫です。

検査がきっかけで見つかった事例

  • 脳梗塞リスク

    「脳梗塞リスクが高率で脳ドックを受けた結果、未破裂脳動脈瘤が見つかりました。破裂すれば助からないとも言われました。何かのお力に導かれたような気持ちです。」

  • 肺がんリスク

    「肺がんのリスクがあると知り、人間ドックで初めて肺CT検査を追加。微小な症状が発見され、検査を受けておいてよかった。」

  • 大腸がんリスク

    「大腸がんのリスクが高かったので毎年内視鏡検査を受けています。毎年ポリープが見つかり除去しています。知らなければ検査を受けていなかった。」

エビデンス・共同研究

  • 2型糖尿病

    約10倍のオッズ比

    PRSハイリスク群は低リスク群と比較して、発症のオッズ比が約10倍(OR=10.17)。遺伝的リスクの層別化が予防介入の優先度判断に有効であることを示しています。

    出典: 2025年日本産業衛生学会

  • 乳がん

    3倍の罹患率

    自社データの検証において、乳がんPRS上位25%は下位25%と比較して3倍の罹患率を示すことが確認されました。リスク層別化による効率的なスクリーニングの可能性を示唆しています。

    出典: 自社データ検証

  • 前立腺がん

    71.8%が従来経路では未検出

    PRS上位10%を対象にスクリーニングした研究では、発見された中〜高リスクのがんのうち71.8%が、英国の現行の診療経路(PSA値とMRI検査に基づく診断)では検出されなかったと推定されると報告されています。全罹患者に対する検出率(感度)ではありません。

    出典: Eeles RA et al. The New England Journal of Medicine 2025;392(14):1406-1417

  • 行動変容

    RCTで実証

    ランダム化比較試験(RCT)により、ゲノム解析結果を活用した介入が歩数増加と脂質摂取量の低下を促進することを実証。

    出典: 第41回日本栄養治療学会学術集会(2026年)

  • 認知症予防

    PRS高値群で認知機能が改善

    日本で行われた多因子介入試験(J-MINT)の事後解析では、対象289名のうち75歳未満のPRS高値群において、6か月時点で認知機能の改善が認められました。75歳以上などでは有意差が認められておらず、対象を限定した結果です。

    出典: J-MINT試験 事後解析(Alzheimer's Research & Therapy, 2025)

ご施設の運用に合わせて導入方法を選べます

Zene360の導入の流れ:専用QRコード付き案内チラシを配布、患者さまがスマホで申込み・決済、キットの発送・解析・結果レポートの返却、クラウドツールで対象者の結果を確認
  • QRコード案内型

    施設内にQRコードを掲示し、受診者がスマートフォンから直接申し込み。施設側の手間を最小限に抑えられます。

  • キット在庫型

    検査キットを施設に在庫し、受診者に直接お渡し。健診の受付時や結果説明時にご案内いただけます。

  • WEB簡略化型

    施設専用の申し込みページをご用意。受診者のWEB登録の手順を簡略化し、スムーズな申し込みを実現します。

  • 代理入力・結果共有型

    施設スタッフが受診者情報を代理入力し、結果を施設でも共有。フォローアップ体制をより強化できます。

自施設に合う導入方法を相談する

導入の流れ

  1. 1

    お問い合わせ

    フォームまたはお電話にてお気軽にご連絡ください。

  2. 2

    ヒアリング・ご提案

    ご施設の運用や課題をお伺いし、最適な導入プランをご提案します。

  3. 3

    ご契約

    導入内容にご納得いただけましたらご契約となります。

  4. 4

    運用準備

    施設内のオペレーション設計や資材準備など、導入に向けた準備を進めます。

  5. 5

    サービス開始

    受診者への案内を開始。だ液採取キットの配布や申し込み受付がスタートします。

  6. 6

    解析・結果返却

    だ液返送後、約4〜6週間で解析完了。受診者のマイページに結果をお届けします。

  7. 7

    継続フォロー

    導入後の運用状況を定期的に確認し、改善のご提案を行います。

Zene360 ゲノム解析キット内容物(だ液採取チューブ・手順書・返送用封筒)
ゲノム解析キット内容物(だ液採取チューブ・保存液・手順書・返送用封筒)

安心して導入いただくために

  • 第三者認証に基づく情報管理

    ゲノム情報は、保健医療福祉分野のPマーク認証基準に準拠した体制で厳重に管理しています。施設側でゲノム情報を保持・管理する必要はありません。

  • 受診者のプライバシー保護

    解析結果は原則として受診者ご本人のみに返却。施設との情報共有は受診者の同意がある場合にのみ行います。

  • 医師監修の解析レポート

    解析レポートは医師の監修のもと作成。体質リスクと環境リスクの両面から相対的なリスクを算出し、わかりやすくお伝えします。

  • 導入後の運用サポート

    導入後も定期的に運用状況を確認し、受診率の向上やオペレーション改善のご提案を行います。安心して長くご利用いただけます。

よくある質問

Q健診センターや人間ドック施設で遺伝子検査を導入するメリットは何ですか?
A

受診者の体質リスクを可視化することで、オプション検査を選ぶ手がかりや、がん検診・精密検査の受診勧奨の根拠として活用できます。また、健診メニューの差別化や、リピーター獲得にもつながります。

関連記事:個別化がん検診とは?PRSによるリスク層別化検診の現在地

Q解析結果から、受診者に勧めるオプション検査が分かりますか?
A

解析結果では、11疾患それぞれについて体質的ななりやすさをお伝えします。どの疾患のリスクが相対的に高いかが分かるため、関連する検査を検討する際の参考情報としてご活用いただけます。なお、Zene360は診断を目的とした検査ではありません。検査の要否は、健診結果や問診などとあわせてご判断ください。

Q体質リスクが低ければ、がん検診は受けなくてもよいですか?
A

いいえ。リスクが低いという結果は、その病気にならないことを意味するものではありません。通常の健診やがん検診は、引き続き受診をお勧めください。

関連記事:遺伝子検査は「診断」ではない|健康診断・がん検診との違い

QZene360のポリジェニックリスクスコア(PRS)とは何ですか?
A

PRSは、数千〜数万の遺伝子変異の影響を統合的に評価するAI手法です。従来の1〜2個の遺伝子を調べる検査と比べ、より高精度に疾患リスクを算出します。

関連記事:PRSとは?ポリジェニックリスクスコアをやさしく解説

Q遺伝子検査の導入に設備投資や専門スタッフは必要ですか?
A

大がかりな設備導入は不要です。だ液採取キットで検査が完了するため、採血設備も不要。QRコード案内のみの簡易導入からキット在庫型まで、ご施設に合った方法を選べます。

関連記事:だ液で遺伝子検査?採血なしでできる理由

Q遺伝子検査の結果は医療機関側で確認できますか?
A

原則として結果は受診者ご本人に返却されます。ご本人の同意のもとで医療機関との共有も可能です。結果説明やフォロー体制を重視する施設向けの導入パターンもご用意しています。

関連記事:健保は遺伝子検査結果をどこまで扱える?個人情報と同意の整理

Qだ液による遺伝子検査の費用や納期はどのくらいですか?
A

導入規模やプランにより費用は異なります。だ液返送後、約4〜6週間で解析完了。まずはお気軽にお問い合わせください。

Q結果返却後のアフターフォロー体制はありますか?
A

はい。受診者向けの専用パンフレットや、医療機関向けの受検者管理ツール「Zeneサポートナビ」をご用意しています。結果説明や受診勧奨の現場でご活用いただけます。

Zeneサポートナビの詳細を見る

遺伝子検査について、もっと詳しく

遺伝子検査コラムでは、ゲノムの基礎から、科学的根拠の読み方、個別化がん検診の現在地まで、受診者様へのご説明にも使える形で解説しています。

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※Zene360は医療機器ではありません。疾患の診断を目的とした検査ではなく、生まれつきの疾患リスク傾向を把握し、予防や受診行動の参考情報としてご活用いただくサービスです。

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医療機関・健診センターへの導入について、まずはお気軽にご相談ください。ご施設の課題や運用に合わせたプランをご提案いたします。