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Zene360が第三者認定、AGI「遺伝情報適正取扱認定(スタンダード)」を取得
遺伝子検査(ゲノム解析サービス)「Zene360」を提供する株式会社Zene(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:井上昌洋)は、一般社団法人遺伝情報取扱協会(AGI)が運営する「遺伝情報適正取扱認定(スタンダード)」を取得いたしましたのでお知らせします。
■認定の概要
認定区分・認定番号
- 区分:スタンダード認定(自主基準:令和6年度版/評価申請書 Ver6.0)
- 認定番号:第202506036(01)号
認定機関:一般社団法人 遺伝情報取扱協会(AGI)
- AGIは「個人情報保護委員会」から「認定個人情報保護団体」として認定を受けており、DTC(直接消費者向け)遺伝子検査事業者の適正な運営を推進する業界団体です。
- 当認定は、AGIが定める自主基準「個人遺伝情報取扱事業者自主基準」に基づき、外部有識者を交えた審査委員会および理事会での審査を経て付与されます。
- 国内で認定取得している事業者は弊社を含めて4社のみとなります。(2025/6/4時点)
- https://aogi.jp/
■経済産業省ガイドラインとの関係性
AGIによる認定制度は、経済産業省が策定した「個人遺伝情報を用いた事業分野における個人情報保護ガイドライン」の趣旨に準拠して設計されています。
- 経産省ガイドラインでは、遺伝子検査事業者に対し「個人遺伝情報の適正な保護」「倫理的・法的配慮」「サービス品質の担保」を自発的に取り組むことを求めています。
- AGIの自主基準は、ガイドラインで示された要件(情報取得・管理の仕組み、提供情報の透明性、アフターサポート体制など)を具体化した内容となっており、本認定取得はガイドライン遵守を客観的に示すものです。
- 経済産業省研究会でも、第三者認証(AGI認定など)取得を「利用者保護の観点から推奨される施策」として位置付けられており、AGI認定は高く評価されています。
■Zene360サービスの特長
検査項目(リスク解析領域)
- 生活習慣病リスク(糖尿病、脂質異常症、肥満リスクなど)
- がんリスク(乳がん、前立腺がん、大腸がんなど)
- 認知症リスク(アルツハイマー型認知症など)
解析アルゴリズムの高精度性
- 国内外の大規模ゲノムデータと最新の多変量解析手法(PRS:ポリジェニックリスクスコアなど)を組み合わせ、医療機関でも活用されるエビデンスベースの解析精度を実現。
- 検査結果レポートは医師監修の下、わかりやすいグラフ・解説付きで提供。
検体採取・結果提供の利便性
- 唾液採取キットを自宅で簡単に採取可能。郵送による返送後、紙レポートとして送付。
- オンラインでも閲覧が可能。
導入実績・顧客満足度
- 多数の健康保険組合や企業の福利厚生プログラムに導入済み。
- ユーザーアンケートにおける「満足度」は95%以上を達成(2024年度実績)。
■認定取得によるお客様メリット
個人遺伝情報の保護体制強化
- 一貫したセキュリティ管理を実施。
- 個人情報保護方針をWeb上で公開し、利用目的/保存期間/第三者提供ルールを明確化。
検査結果の信頼性担保
- AGI認定基準に則り、解析手法の妥当性・臨床的意義を第三者の専門家が評価。
- 消費者は「科学的根拠にもとづく解析」を安心して利用できます。
サービス選択時の指標化
- 急拡大する遺伝子検査市場において、認定マークは「適正運営事業者」の客観的目安となります。
- 認定取得企業であれば、プライバシー保護や解析品質、サポート体制などが一定レベル担保されていると判断できます。
■本件に関するお問い合わせ先
株式会社Zene
https://forms.gle/WxmhdmdBkjB5rYwN6